そのWHITEステージでスタッフ&キャストが登壇してのイベント「幻影ヲ駆ケル太陽@ACE2013」が開催され、様々な最新情報が発表されました。
イベントがスタートしOP映像が上映されたのちに、制作を手掛けるメインスタッフが発表となり、草川啓造監督、原案の赤城晴康さん・田中秀典さん、シリーズ構成・脚本の伊藤美智子さん、制作プロデューサーの笠原直徒さんが登壇しました。
まずは草川監督からオリジナルアニメーションである当作品の概要が明かされました。
「本作は、4人の少女たちがタロットカードの力を使って、悪魔と闘うバトルアクションです。
世界を守るために異次元の世界で闘うなかで、友情をはぐくみ、成長し、自分の運命と向き合っていくという物語です。」
作品内には実在する様々な場所が登場するとのお話もあり、期待が高まります。
そして画面に初公開となるキャラクターデザインが登場し、原案を手掛けた赤城さんからキャラクターについてご紹介いただきました。
「各キャラクターに、通常モードとバトルモードの2つの顔があります。ただし変身後もコスチュームは変わらず、表情や髪型に大きな変化を持たせることで、この作品の個性を打ち出せればと考えています。」
続いて、同じく原案を手掛ける田中さんから明かされたのは、モチーフとなっているタロットカードについて。
「本作は、悪魔の力を持つ『ディアボロス・タロット』と、自然の力を根源とする『エレメンタル・タロット』の2種類のカードによって世界が支配されているという設定です。少女たちはエレメンタル・タロットの使い手として、太陽あかりは『太陽』、星河せいらは『星』、月詠るなは『月』、白金ぎんかは『節制』のカードを持ち、それぞれのカードとキャラの特徴を連動させました。」
そして話題は、ストーリーへと移ります。構成・脚本を手掛ける伊藤さんから物語のテーマについて語っていただきました。
「作品のテーマは『運命の選択』です。少女たちは時に本人の意思と反する闘いを強いられ、悩みながらもその宿命とどう向き合い、何を得て、何を捨て、何を選択していくのか。そんな少女たちの葛藤を、友情を通して描いていければと思っています。」
そしてアニメーション制作を担当するAICの笠原さんからは、
「可愛いキャラクターが激しいバトルアクションを繰り広げます。スリリングなストーリー展開にも注目です。毎週ハラハラしながら楽しんでいただけるよう、現在スタッフ一同全力で作業していますので、ぜひご期待ください!」
との力強いコメントがありました。加えてメディアミックス情報として、月刊ニュータイプでの連載小説とガンガンONLINEでのコミカライズ連載の決定が発表されました。小説は伊藤さん自ら執筆、挿絵は原案のあかつきごもくさんが担当されるということで、アニメと合わせて今後の展開に期待が高まります。
門脇さん&徳井さんペアと、喜多村さん&巽さんペアに分かれ、本作にまつわる3択問題に挑んでいくコーナーが繰り広げられました。
「スポーツ万能、筋トレ好きのせいらが好きな食べ物は?」
「るなのタロットに描かれているアマリリスの花言葉は?」
「ぎんかのお父さんが経営しているお店の名前は?」
など、コアな問題にキャスト陣はたじたじです。
なかなか正解が出ないなか、2問目の問題に喜多村さん&巽さんチームが正解!
そして最終問題「あかりのネクタイについている太陽モチーフのブローチを描いてください」という出題に、4人それぞれが思い思いにペンを走らせます。
門脇さんや巽さんの描くユニークなイラストが会場の笑いを誘うなか、見事本物に近いイラストを描いた喜多村さんが勝利を勝ち取り、0-2で喜多村さん&巽さんペアが優勝!
お2人には優勝商品として長崎名物ビードロが手渡されました。
以上でクイズコーナーは終了となり、あっという間に閉幕の時間に。
門脇舞以さん
「私たちはPVの収録以来、久しぶりに集まった出来たてホヤホヤのチームです。
まだ私たちも分からないことがたくさんありますが、少女たちの絆や成長を描くこの作品、皆さん必ず1話を見てください!よろしくお願いします!」
喜多村英梨さん
「アニメの出来上がりがとても楽しみです!私が演じるせいらは、自分にストイックなキャラクターなのかなと感じています。私自身も今後の展開を楽しみにしていますので、ぜひぜひご注目ください。」
徳井青空さん
「7月の放送に向けてこれから作品もどんどん盛り上がっていくと思いますので、皆さんも一緒に楽しんでいただけると嬉しいです。応援よろしくお願いします!」
巽 悠衣子さん
「小説やコミカライズの発表もあり、放送開始に向けてこれから皆さんと一緒に作品を盛り上げていければと思います。放送楽しみにしとってや!みんなまた会おーな!」
放送開始に向けての熱いコメントをいただき、大きな拍手のなか「幻影ヲ駆ケル太陽」ステージは幕を閉じました。